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「釣れたけど、これ何の魚?」って焦った経験、ありませんか?せっかく堤防で釣り上げたのに、魚の名前もわからない、食べられるかどうかもわからない……そんなモヤモヤ、初心者あるあるですよね。
堤防は日本全国どこにでもある最も身近な釣り場ですが、じつは狙える魚の種類がものすごく豊富です。アジやサバといった定番魚はもちろん、カサゴ・メバル・シーバスといったルアーで狙える魚から、タコやカワハギ、ウツボまで、50種以上の魚が季節を問わず釣れます。
この記事では、堤防でよく釣れる魚50種の見分け方と釣り方のコツを、初心者の方でもわかりやすく図鑑スタイルで解説します。
📖 この記事でわかること
- 堤防でよく見かける魚50種の特徴と見分け方
- それぞれの魚に合った仕掛けと釣り方のコツ
- 食べられる魚・危険な魚の見極め方
- 季節・時間帯別に狙いやすい魚のまとめ
🏆 結論:堤防で最初に狙うべき魚はアジ・サバ・カサゴの3種!
この3種は堤防でほぼ年中釣れて、仕掛けもシンプル。アジ・サバはサビキ仕掛け、カサゴは胴付き仕掛けで初心者でも高確率で釣れます。まずこの3種で魚の見分け方と釣り方の基本を覚えれば、あとの魚にも応用できます。
魚50種の詳細は記事内で解説しています。釣れた魚を調べたい方は目次から該当の魚グループに飛んでください。
堤防魚の大まかな分類を知っておこう
堤防で釣れる魚を「なんとなく似てる」でまとめて覚えると、見分け方がグッと楽になります。大きく分けると以下の5グループです。
- 青魚(回遊魚)グループ:アジ・サバ・イワシ・ソウダガツオなど
- 根魚(ロックフィッシュ)グループ:カサゴ・メバル・アイナメ・ムラソイなど
- フラット(平べったい魚)グループ:カレイ・ヒラメ・メゴチ・コチなど
- スズキ系(大型フィッシュイーター)グループ:シーバス(スズキ)・チヌ(クロダイ)・マダイなど
- その他・変わり種グループ:タコ・カワハギ・タチウオ・フグ・ウツボなど
この分類を頭に入れておくだけで、「あ、これは根魚っぽいな」「青魚だからサビキで狙えるかも」と釣り方の見当がつくようになります。
なお、仕掛け選びで迷ったときは釣り針の種類と号数早見表|ターゲット別の選び方も参考にしてください。魚の種類によって最適な針の形状・サイズが異なるので、この記事と合わせて使うと便利です。

青魚(回遊魚)グループ:堤防の王道ターゲット15種

堤防釣りといえばまずこのグループ。サビキ仕掛けで誰でも簡単に釣れるものが多く、初心者の最初の一匹になりやすい魚たちです。
① マアジ(真鯵)
堤防釣りの絶対王者。体側にゼイゴ(硬いウロコが並んだ線)があるのが最大の特徴で、他の青魚との見分け方はここを確認するだけでOK。体色は青緑〜黄みがかった銀色で、尾びれの黄色みが強い個体が多いです。
体長は15〜30cm程度が堤防では主流。小型は「豆アジ」と呼ばれ、夏〜秋の夕方から夜に群れで回遊します。サビキ仕掛けにアミエビを使うのが定番ですが、ジグヘッド+ワームのアジング(ライトゲーム)でも狙えます。食味はトップクラスで、刺身・フライ・干物と何でもおいしい。
釣り方のコツ:朝マズメ(夜明け前後)と夕マズメ(日没前後)が特に活性が高い。サビキ仕掛けを底まで沈めてから少しずつ探るのがポイント。仕掛けについてはサビキ仕掛けおすすめ5選|アミエビ・トリック仕掛け比較が詳しいです。
② マサバ(真鯖)
アジと並ぶ堤防の定番。背中の不規則な黒い波模様(ゴマサバとの見分けポイント)が特徴で、腹側は銀白色でスッキリしています。体型はアジより丸みがあって細長い。30〜40cmになると引きが強くタックルを選びます。アジと同様のサビキ仕掛けで混じって釣れることが多いですが、メタルジグや小型ミノーで狙うと大型に出会えることも。
釣り方のコツ:サバは群れで高速回遊するため、アジより仕掛けをテンポよく動かすのが効果的。鮮度落ちが早いので釣ったらすぐクーラーボックスへ。
③ ゴマサバ
マサバとよく似ていますが、腹側にゴマ状の黒い斑点が散らばっているのが見分けのポイント。旬は夏で、マサバより高水温を好みます。釣り方・食べ方はマサバとほぼ同じ。
④ マイワシ
体側に黒い丸い斑点が1列以上並ぶのが特徴。ウロコがはがれやすく、触ると手に銀色のウロコがびっしりつきます。カタクチイワシより大型(15〜25cm)で、旬は秋。群れが入ると爆釣することも。サビキ仕掛けで簡単に釣れますが、口が弱いので取り込みはやさしく。
⑤ カタクチイワシ
マイワシより小型(10〜15cm)で、口が著しく大きく、下あごが短いのが特徴。名前の通り「片顎(かたくち)」がアゴの形の由来です。シラス・ちりめんじゃこの原料として有名。サビキ仕掛けで大量に釣れることがありますが、マイワシ以上に弱く、すぐ死んでしまうので食べるなら即締め即冷が必須。
⑥ ウルメイワシ
目が大きく潤んで見えることから「うるめ」の名がついた。体が細長くて尾びれの切れ込みが深い。干物(うるめ節)にすると絶品。
⑦ サッパ(ヘラカタ)
コノシロに似た小型の魚で、体高があって薄っぺらい体型が特徴。腹部に鋭いトゲのような腹ビレ(腹稜鱗)があります。マリネにすると骨ごと食べられて「ままかり」としても有名。サビキで釣れます。
⑧ コノシロ
サッパより大型(20〜30cm)で体高がさらにある。背ビレの後端が糸状に伸びているのが特徴的。骨が多くクセがありますが、酢締めにすると絶品。
⑨ ムロアジ
アジに似ていますが体型がより細長く、ゼイゴが側線の後半部分のみに走るのが見分けのポイント。南方系で、黒潮の影響を受ける地域で釣れます。
⑩ ソウダガツオ(マルソウダ・ヒラソウダ)
秋に堤防を騒がせるゲストフィッシュ。カツオに似た形で、胸ビレの長さ・体型でマルソウダとヒラソウダを見分けます。引きは抜群ですが鮮度落ちが極端に早く、「足が早い魚」の代表格。血抜き・神経締めをしっかりやれば十分食べられます。カゴ釣り・メタルジグで狙えます。
⑪ シオ(カンパチの幼魚)
カンパチの幼魚(20〜30cm)をシオと呼びます。黄色みがかった体色で、眼を通る黄色いラインと八の字模様が特徴。引きが強く、堤防から釣れると大興奮です。
⑫ ワカシ・イナダ(ブリの幼魚)
ブリの幼魚で、関東では30cm以下をワカシ、30〜60cmをイナダと呼びます。黄色い側線が特徴。秋に堤防を回遊し、メタルジグ・カゴ釣りで狙えます。引き強さは折り紙つき。
⑬ ハマチ(ブリの成魚寄り)
60cm以上になるとブリに近づきますが、堤防から釣れることはまれ。ただし大型堤防や漁港では秋に回遊することも。
⑭ スマ(スマガツオ)
胸ビレ下に小さな黒点が散在するのが特徴。全国的に数が少なく釣れたらラッキーな高級魚。
⑮ サワラ(サゴシ)の幼魚
40〜50cmのサゴシ(サワラの幼魚)は秋〜冬に堤防でも釣れます。歯が非常に鋭く、釣り上げたらリーダーやラインを切られることも。ルアーや引き釣りで狙います。
根魚(ロックフィッシュ)グループ:堤防の足元に潜む15種
堤防の壁際・テトラ周り・岩場に潜む魚たちです。待つ釣りが得意な初心者にも向いていて、1年中ほぼ釣れるのが魅力。身体が丸っこくて顔がゴツいのが共通した特徴です。
⑯ カサゴ(ガシラ)
根魚の代表格。頭にとげとげしたトゲが多く、赤〜茶褐色の迷彩模様が特徴。全国どこの堤防でも釣れる初心者の友達的な魚です。胴付き仕掛けにアオイソメを刺して底まで落とすだけで釣れます。刺身・唐揚げ・煮付けと食味は最高クラス。胴付き仕掛けおすすめ5選|堤防の根魚・カサゴ狙いを参考にすれば道具選びに迷いません。
釣り方のコツ:底ベタがキモ。仕掛けを底に着けたまま少しだけ上げて誘うのが基本動作。テトラ穴釣りも有効。
⑰ メバル
カサゴより目が大きくて丸い(「目張る」から命名)。体色は黒・白・赤と個体差が大きいですが、大きな目と尾びれのくびれで識別可能。春の堤防ではトップクラスに人気のターゲット。ジグヘッド+ワームのメバリングで狙うと釣りの幅が広がります。
⑱ アイナメ
カサゴに似ていますが体が細長く、尾びれが丸いのが違い。体色は緑〜褐色と変化が多く、胸ビレが大きいのも特徴。冬に産卵期を迎え、この時期によく釣れます。寒い季節の堤防では最高のターゲット。
⑲ ムラソイ
カサゴに非常によく似ていますが、体側の模様がより不規則で、背ビレの刺がカサゴより鋭い。テトラ帯・岩場に多い。カサゴと同じ釣り方でOK。
⑳ クロソイ
全体的に黒っぽく、目の下に2本のトゲがあるのが特徴。北日本に多い根魚で、大型(30〜40cm)になることも。釣り方はカサゴと同様。
㉑ タケノコメバル
メバルの仲間ですが体が大型になり、眼の下の頬にトゲが1本あるのが識別点。岩礁帯に多い。
㉒ オニカサゴ
カサゴより大型でトゲが多い。背ビレの毒トゲに触れると強烈な痛みがあるので、釣れたら素手で触らないこと!ハサミでヒレを切ってから扱いましょう。ただし食味は最上級の高級魚。
㉓ ハオコゼ
体長5〜10cmの小さな魚。背ビレに強い毒トゲがあり、誤って触れると激痛!カサゴと間違えやすいですが体が小さく扁平です。釣れたら触らずに針を外してください。
㉔ アカハタ
赤みが強く、体全体に白い縁取りのある赤褐色の斑紋が入る美しいハタ。南方系で、西日本の堤防で釣れます。食味は最高級。
㉕ キジハタ(アコウ)
オレンジ〜赤みがかった体色に白〜青の丸い斑点が散らばる美しい魚。西日本では「アコウ」と呼ばれる高級魚。引きも強く、ロックフィッシュゲームで大人気。
㉖ ウキゴリ・チチブ
堤防の石の隙間に潜む小型のハゼ系。あまり食用にはされませんが、子ども連れの釣りではよく釣れます。
㉗ ドンコ(エゾイソアイナメ)
北日本の堤防・岩礁帯に多い。体型はアイナメに似ますが、頭が大きくてずんぐりした体型。冬に旬を迎える。
㉘ アナハゼ
カジカの仲間で岩礁帯に多い。カサゴより体が細長い。食用にはほとんどされません。
㉙ カジカ
底生の魚で、胸ビレが大きく扇状に広がるのが特徴。北日本の堤防でよく釣れます。みそ汁にすると絶品。
㉚ ヒメジ(ウミヒゴイ)
顎(あご)に長い2本のひげが生えているのが特徴。赤〜ピンク色の体色。南方系。

フラット系・砂地の魚グループ:底を釣る10種
砂地や泥地の底近くに潜む魚たちです。投げ釣りや胴付き仕掛けで狙えるものが多く、食べておいしい魚が揃っています。
㉛ マコガレイ
堤防から狙えるカレイの代表種。有眼側(目がある面)が茶褐色で、無眼側が白いのがカレイ全般の特徴。マコガレイは有眼側に黄色みがかった班がある。冬〜春が旬で、遠投胴付き仕掛けに青イソメをたっぷり刺すと効果的。
㉜ イシガレイ
マコガレイよりも有眼側に骨板(コツバン)と呼ばれる硬いトゲのような突起が目立ちます。体色はより黒みが強い。食味はマコガレイ以上とも言われます。
㉝ ヒラメ
カレイとよく混同されますが「左ヒラメに右カレイ」という覚え方が有名(目のある方を上にしたとき、左向きがヒラメ、右向きがカレイ)。口が大きく歯が鋭いのも特徴。ヒラメはルアー(ミノー・バイブレーション)でも狙えます。砂地の堤防際を底トレースするのが効果的。
㉞ シロギス(キス)
砂地の女王的存在。細長い体型で吻(ふん=口先)が長く突き出ているのが特徴。体色は淡い黄金色〜白銀色で、背中にうっすら黄色みがある。投げ釣りの超定番ターゲットで、砂地に引いてくるだけで向こうアワセで釣れます。天ぷらにすると最高。
㉟ メゴチ(テンゴチ・ネズッポ)
キスに混じってよく釣れる魚。頭が平べったく体の前半が太い独特の体型。キスよりずんぐりしていて頭が大きい。食べても意外においしく、天ぷらにするとキスに負けません。
㊱ マゴチ
コチとも呼ばれる大型のフラットフィッシュ(30〜60cm)。頭が非常に平べったく、上から見ると扁平な楕円形。ヒラメと同じくルアーで狙えますが、よりゆっくり底をズル引きするのが効果的。夏が旬の高級魚。
㊲ ヒラアジ(ギンガメアジ)
アジの仲間ですが体型がヒラメのように薄くて幅広い。南方系で夏に堤防でも釣れることがあります。
㊳ ネコギギ・ゴンズイ
夜釣りで底近くを釣っているとよく釣れる魚。ひげがあり、胸ビレと背ビレに強い毒トゲがある危険な魚!触れると激痛が走ります。釣れたらペンチで針を外し、素手で触らないように。
㊴ アナゴ(マアナゴ)
夜の堤防で底を釣ると釣れる細長い魚。ウナギと違って背側の側線に白い点が並ぶのが特徴。穴子丼・天ぷらで最高においしい。
㊵ ハゼ(マハゼ)
河口付近の堤防で釣れる底物の定番。腹面の腹ビレが癒合して吸盤状になっている。秋の江戸前釣りの代表魚で、天ぷらにすると絶品。
スズキ系・大型魚グループ:堤防から狙う夢の10種
堤防から釣れる大型魚たちです。仕掛け・タックルへの要求は上がりますが、釣れたときの興奮は格別。
㊶ シーバス(スズキ)
ルアー釣りの王様。銀色でスマートな体型に大きな口と黒い背中が特徴。夜の堤防で常夜灯周りを攻めるのが鉄板。ミノー・バイブレーション・ワームと使えるルアーが豊富で、ゲーム性が高い。秋の荒食い期には70cmオーバーも夢じゃない。
㊷ クロダイ(チヌ)
チヌとも呼ばれる堤防釣りの名魚。体色は黒〜暗灰色で、体側にうっすら縦縞が見えることも。ウキ釣り・ヘチ釣り・ルアー(チニング)と様々なスタイルで狙えます。賢くて警戒心が強いため、攻略するほど釣りが面白くなる魚。
㊸ マダイ
「魚の王様」的存在。体全体がピンク〜赤色で、目の縁が青く輝くのが識別点。堤防から釣れることは多くないですが、カゴ釣りや夜のウキ釣りで大型に出会えることがある。
㊹ ヘダイ(ヘダイ・クロダイの仲間)
クロダイより体色が銀白色に近く、口が小
