釣り仕掛け図鑑40種|ターゲット別の完全ガイド

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釣り仕掛けを木の台に並べたクローズアップ

「釣りに行こうと思ったけど、仕掛けが多すぎて何を選べばいいかわからない…」

そんな経験、ありませんか?釣具店に行くと棚いっぱいの仕掛けが並んでいて、どれがどの魚に使えるのか、さっぱりわからなくなるんですよね。しかも同じような見た目でも、ターゲットや釣り方によって全然違う結果が出る。これが釣り仕掛けの難しいところであり、面白いところでもあります。

この記事では、釣り仕掛けを40種類、ターゲット別・釣り方別にまとめて解説します。読み終えたあとには、「今日釣りたい魚に使う仕掛けはこれだ」と自信を持って選べるようになります。

📖 この記事でわかること

  • 堤防・岸釣りで使う定番仕掛け(サビキ・ウキ釣り・胴突きなど)
  • 底物・根魚・青物など魚種別の仕掛け選び
  • ルアーフィッシングのリグ(仕掛け)40種の特徴と使い分け
  • 仕掛けを選ぶときに失敗しないための基本知識

🏆 結論:仕掛けは「場所×ターゲット」で選ぶのが正解!

仕掛け選びに迷ったら、まず「どこで釣るか(堤防・船・磯など)」と「何を釣るか(アジ・カサゴ・ブラックバスなど)」の2軸で絞り込んでください。初心者の堤防釣りならサビキ仕掛け、底物狙いなら胴突き仕掛け、ルアーフィッシングならテキサスリグまたはジグヘッドリグがもっとも汎用性が高くおすすめです。

以降の本文で釣り方・ターゲット別に40種類を丁寧に解説しています。

目次

仕掛け選びで失敗しないための基本3原則

仕掛けを選ぶ前に、まずこの3つの考え方を頭に入れておいてください。ここを知っているかどうかで、釣り場での判断スピードが大きく変わります。

①「釣り場の環境」で仕掛けの形が変わる

同じアジを狙うにしても、堤防の足元で釣るのか、沖の深場で釣るのかによって、仕掛けは全然違います。堤防の足元ならサビキ仕掛けが定番ですが、沖合の船釣りなら胴突きやビシ(コマセ釣り用の金属カゴ)仕掛けを使います。釣り場の水深・流れ・障害物の有無を確認してから仕掛けを選びましょう。

②「ターゲットの習性」に合わせた仕掛けを選ぶ

魚は種類によって食べ方・泳ぐ層(タナ)・好む餌が全然違います。例えばカサゴやハゼのような底物は海底付近にいるため、仕掛けを底まで沈められる胴突きや穴釣り仕掛けが有効。一方でウキ釣りは中層〜表層を泳ぐ魚(アジ・メバルなど)や、流れに乗せて探りたいときに使います。

③「エサ」か「ルアー」かで仕掛けのカテゴリが変わる

仕掛けは大きく「エサ釣り用の仕掛け」と「ルアー用のリグ(仕掛け)」に分けられます。エサ釣りは魚の食い気が安定しているときや初心者にも釣りやすく、ルアーは操作の幅が広く狙い方を自由に変えられるのが魅力。この記事では両方を網羅して解説します。

実は私も最初は「仕掛けなんて適当に選べばいい」と思っていたんですが、サビキ仕掛けで底物を狙い続けて一匹も釣れなかった苦い経験があります。釣れない理由の多くは「仕掛けが魚の居場所に届いていない」ことなんですよね。

釣り針とオモリの種類を並べたクローズアップ

堤防・岸釣りで使う定番仕掛け15種

堤防・岸釣りで使う定番仕掛け15種

釣り人の大多数が最初に経験する堤防釣り。ここで使われる仕掛けのバリエーションは思っているよりずっと多く、魚種やシーズンによって使い分けることで釣果が大きく変わります。

1. サビキ仕掛け

ターゲット:アジ・サバ・イワシ・サッパなど

釣り入門の王道。擬似エサのついた針が複数連なっていて、コマセ(アミエビ)で魚を集めて一気に釣る仕掛けです。6〜10号のサビキ針を選び、コマセかごをセットするだけで完成。堤防の足元に垂らすだけで釣れるため、子どもから大人まで楽しめます。秋のアジ・サバが入れ食いになるタイミングについては、秋のサビキ釣り攻略|アジ・サバが入れ食いになる時間帯も参考にしてみてください。

  • ✅ 特徴:コマセかごを上下に動かして魚を集め、針にかかったらそのまま抜き上げる
  • ✅ タナ(水深):底〜中層まで調整できる
  • ✅ 難易度:★☆☆☆☆(超簡単)

2. ウキ釣り仕掛け(玉ウキ)

ターゲット:アジ・メバル・クロダイ・グレ(メジナ)など

ウキを使って一定の深さに仕掛けを漂わせる釣り方。ウキが沈んだらアタリというシンプルさで、目でアタリがわかるため初心者にも好まれます。仕掛けの構成は「ウキ → ウキ止め → シモリ玉 → 針」の順。タナ(水深)をウキ止めで調整できるのが最大の特徴です。

  • ✅ 特徴:ウキが沈めばアタリとわかりやすい
  • ✅ エサ:オキアミ・アミエビ・青イソメなど
  • ✅ 難易度:★★☆☆☆

3. 遊動ウキ仕掛け(フカセ釣り)

ターゲット:クロダイ(チヌ)・グレ(メジナ)・マダイなど

ウキ止めをラインに通し、仕掛けを潮の流れに自然に漂わせる本格的な釣り方。オモリなしまたは極小のオモリで仕掛けをゆっくり沈めることで、魚に違和感を与えにくいのが強みです。コマセ(オキアミ・配合餌)を打って魚を集め、その中に仕掛けを紛れ込ませるイメージです。

  • ✅ 特徴:潮の流れを利用して広範囲を探れる
  • ✅ 必要タックル:軽量スピニングリール・磯竿1〜2号
  • ✅ 難易度:★★★☆☆

4. 胴突き仕掛け

ターゲット:カサゴ・メバル・ハゼ・キス・ドンコなど

幹糸(メインのライン)から枝ス(ハリス)が複数出ており、一番下にオモリをつける仕掛け。オモリが底に着いた状態で複数の針が海底付近に漂い、底物を効率よく狙えます。シンプルな構造で絡まりにくく、初心者でも扱いやすい。カサゴやメバルを冬に狙うときはこの仕掛けが特に有効で、メバル・カサゴの冬攻略|低水温期の根魚パターンもあわせてチェックしてみてください。

  • ✅ 特徴:底から複数の枝針が漂い、底物を効率よく狙える
  • ✅ エサ:青イソメ・ゴカイ・オキアミ
  • ✅ 難易度:★☆☆☆☆

5. ちょい投げ仕掛け

ターゲット:ハゼ・キス・カレイ・アイナメなど

10〜30m程度の近距離に仕掛けを投げ、砂底を転がしながら魚を誘う釣り方。天秤オモリに針とハリスがついたシンプルな構成で、市販のセット仕掛けがそのまま使えます。ハゼ釣りの入門としても最適で、秋には数釣りが楽しめます。ハゼ釣りの詳しい仕掛けとコツは落ちハゼ釣り入門|秋の数釣りを楽しむ仕掛けとコツでも紹介しています。

  • ✅ 特徴:投げてゆっくり引いてくるだけでOK
  • ✅ エサ:青イソメ・石ゴカイ
  • ✅ 難易度:★★☆☆☆

6. 投げ釣り仕掛け(遠投)

ターゲット:キス・カレイ・ヒラメなど

専用の投げ竿(4〜5m)と錘(天秤20〜30号)を使い、100m以上の遠距離を狙う釣り方。遠くの砂地底にいるキスやカレイを狙うのに有効で、流線型の天秤が仕掛けの絡まりを防ぎます。3〜5本の針を使う多点掛けが基本スタイルです。

7. 穴釣り仕掛け(ブラクリ仕掛け)

ターゲット:カサゴ・メバル・ムラソイ・アイナメなど

テトラポットや岩礁の隙間に仕掛けを落とし込む釣り方。ブラクリと呼ばれるオモリと針が一体化した専用仕掛けが便利で、青イソメをつけて穴の中に垂らすだけ。根掛かりが多い場所でも手返しよく探れます。

8. 電気ウキ仕掛け(夜釣り)

ターゲット:アジ・メバル・チヌ・太刀魚など

発光する電気ウキを使った夜釣り専用の仕掛け。暗い中でもウキが光っているためアタリが一目でわかり、夜行性の魚に有効です。太刀魚釣りではワームや小魚の切り身をつけて使うことが多く、アタリがあればウキがグングン沈みます。

9. タコ釣り仕掛け(タコエギ・タコジグ)

ターゲット:マダコ

タコエギ(疑似エサ)やカニの形をしたルアーを底で転がす仕掛け。タコが抱きついてきたらそのまま抜き上げます。最近はタコ専用エギを底に這わせてゆっくり引いてくるスタイルが人気で、都市型の堤防でも手軽に楽しめます。

10. カゴ釣り仕掛け

ターゲット:アジ・サバ・マダイ・ブリなど

コマセを入れたカゴ(ロケットカゴ・天秤カゴ)をウキと組み合わせ、遠距離を狙う仕掛け。サビキ釣りを遠投できるようにしたイメージで、より大型の魚を沖合で狙えます。ウキは大型の棒ウキや円錐ウキを使います。

11. ヘチ釣り(落とし込み釣り)仕掛け

ターゲット:クロダイ(チヌ)・カサゴなど

堤防際の壁に沿って、ほぼオモリなし(またはガン玉1〜2個)でエサをゆっくり落とし込む釣り方。クロダイが護岸のカニや貝を食べに来るところを狙います。専用の落とし込みリール(太鼓型リール)を使い、ラインのフケでアタリを取るのが醍醐味です。

12. ウキ釣り(棒ウキ・電気ウキ)仕掛け

ターゲット:メバル・アジ・チヌなど(夜釣りに特に有効)

棒ウキは視認性が高く、微妙なアタリもとらえやすい。ウキ下の深さを細かく調整できるため、魚の泳ぐタナ(層)に合わせた釣りができます。

13. テンビン仕掛け

ターゲット:カレイ・アイナメ・キスなど

L字型の天秤にハリスと針を接続し、オモリと針が絡まないようにした仕掛け。仕掛けが海底を転がる際に砂煙を立て、底物の魚を誘います。投げ釣りの標準的な仕掛けです。

14. イシダイ仕掛け(磯の大物狙い)

ターゲット:イシダイ・イシガキダイ

太いハリスとステンレス製の専用針を使い、ウニやサザエを丸ごとつけて大物を狙う豪快な仕掛け。磯の根がきついポイントで使うため、強度の高いタックルが必要です。

15. ミャク釣り仕掛け(ウキなし)

ターゲット:ハゼ・タナゴ・フナ・渓流魚など

ウキを使わず、竿先やラインのテンションでアタリを取る仕掛け。ガン玉1〜2個と針のみのシンプルな構成で、軽さと感度が高いのが特徴。川釣りやハゼのタナゴ釣りでも使われます。

船釣りで使う仕掛け10種

船釣りでロッドを握る手元と海のシーン

船釣りは陸からアクセスできない深場・沖合を狙えるため、大型魚を狙うのに最適です。仕掛けのバリエーションも豊富で、ターゲットによって全然違う仕掛けを使います。

16. コマセ釣り仕掛け(ビシアジ)

ターゲット:アジ・サバ・イサキ・マダイなど

金属製または樹脂製のビシ(コマセかご)にオキアミを入れ、指定のタナでコマセを振り出して魚を集める仕掛け。「ビシアジ」の名で有名な東京湾の釣り船での定番で、電動リールを使うことが多い。ビシの重さは60〜100号が一般的です。船釣り用ロッドの選び方は船釣り用ロッドおすすめ5選|レンタルとの違いも解説で詳しく紹介しています。

  • ✅ ハリス:1.5〜3号 / 針:チヌ針・ムツ針など
  • ✅ タナの指示:船長の指示に従ってウキ止めで調整

17. タイラバ仕掛け

ターゲット:マダイ・ヒラメ・青物など

ラバー(ゴム)のスカートがついたヘッドを海底まで落とし、一定速度で巻き上げるだけのシンプルな仕掛け。操作が簡単なのに大型マダイが釣れることで人気急上昇中。ヘッドの重さは水深や潮流に合わせて60〜150gを選びます。

18. ジギング仕掛け

ターゲット:ブリ・ヒラマサ・カンパチ・サワラなど

メタルジグを縦にシャクって魚を誘う本格的なルアーフィッシング。ジグの重さは水深によって60〜400gまで幅広く、ラインはPEライン(ポリエチレン製の強化ライン)0.8〜3号が標準。アシストフックをジグのフロント(前側)とリア(後側)に装着します。青物が接岸する時期については寒ブリシーズンの狙い方|青物が接岸するタイミングが参考になります。

19. ライトジギング仕掛け

ターゲット:アジ・サバ・ハタ・ホウボウなど

ジギングの軽量版。20〜60gの小型メタルジグを使い、ライトタックルで楽しむスタイル。アジやサバの他、底付近のハタ類にも有効です。

20. 泳がせ釣り仕掛け

ターゲット:ヒラメ・マゴチ・ブリ・スズキなど

生きたアジやイワシを針につけ、大型捕食魚に食わせる仕掛け。「ノマセ釣り」とも呼ばれます。専用の孫針セット(鼻掛け針+孫針)を使い、生き餌が自然に泳ぐよう軽いオモリ(5〜10号)でセット。アタリが来たら即合わせせず送り込んでから合わせるのがコツです。

21. 船タコ仕掛け

ターゲット:マダコ

船から底を這わせるタコ専用の仕掛け。テンヤ(針がついた専用オモリ)にカニを縛り付け、底で引きずります。最近はタコ専用エギを使うスタイルも増えています。

22. 船カワハギ仕掛け

ターゲット:カワハギ

小型の針(カワハギ針5〜8号)を3本連結した胴突き仕掛け。アサリの剥き身を針につけ、底付近で小刻みに誘います。カワハギの「エサを取る」テクニックとの駆け引きが面白い釣りです。

23. 深海釣り仕掛け(鬼アジ・アコウ)

ターゲット:キンメダイ・アカムツ・アコウダイなど

水深200m以上を狙う深海仕掛け。幹糸10号以上・ハリス4〜8号の頑丈な仕掛けに、5〜10本の枝針をセット。電動リールが必須で、重りは200〜400号を使用します。

24. 船ヒラメ仕掛け

ターゲット:ヒラメ

活き餌(アジ)を使った泳がせに近い仕掛けで、胴突き式が一般的。ハリスは5〜6号と太めで、底付近を引きずるように流します。孫針はトリプルフックを使うことも多いです。

25. インチク仕掛け

ターゲット:マダイ・ハタ・根魚など

タコベイト(タコ形のラバールアー)とジグを組み合わせた和風ルアーの一種。底付近でゆっくり誘い、根魚や底もの系の魚全般に有効です。タイラバと同様に巻き上げるだけの簡単操作が人気です。

ルアーフィッシングのリグ(仕掛け)15種

ルアーフィッシングでは、仕掛けのことを「リグ(Rig)」と呼びます。ワーム(ソフトルアー)をどのセッティングで使うかで、釣れるポイント・アクション・ターゲットが大きく変わります。ここでは特に使用頻度の高い15種のリグを解説します。

26. テキサスリグ

ターゲット:ブラックバス・根魚・ヒラメなど

バレット型(弾丸型)のシンカーをラインに通し、ワームフック(オフセットフック)にワームをつける汎用性最高のリグ。根掛かりに強く、ウィードや岩場などの障害物周りを自在に探れます。重さは3.5〜21gまで状況に合わせて選択。初心者にもっともおすすめのルアーリグです。

27. ジグヘッドリグ

ターゲット:アジ・メバル・ガシラ・ヒラメなど

針とオモ

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この記事を書いた人

釣り歴15年、九州の堤防と磯がホームの週末アングラー。休日は夜明け前から海にいます。ボウズの日の言い訳は「今日は海と対話してた」。初心者の頃にリールを逆に巻いてラインを鳥の巣にした男なので、つまずくポイントは全部わかります。高級タックルより「安くて釣れる」を探すのが得意技です。

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