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「ルアー釣りを始めたいけど、何を釣ればいいかわからない…」「ワームで根魚を狙ってみたけど、全然釣れなかった」という経験ありませんか?
実はカサゴは、ルアー釣り入門として最高のターゲットなんです。ただ、ちょっとしたコツを知らないとアタリすら出ないことも多い。ジグヘッドの重さ選びを間違えるだけで、根がかりだらけになったり、肝心のカサゴに気づかれなかったりします。
この記事では、カサゴをワームで釣るための基本を丸ごと解説します。
📋 この記事でわかること
- カサゴ釣りに必要なタックル(竿・リール・ライン)の選び方
- ジグヘッドの重さとワームの種類・カラーの使い分け
- 釣れるポイントの見つけ方とアクションの基本
- 初心者がハマりやすい失敗パターンとその対策
🏆 結論:カサゴのワーム釣りで押さえるべき3つのポイント
①底(ボトム)を確実に取ること、②根の際をゆっくり探ること、③2〜3インチのシャッドテール or グラブ系ワームを使うこと——この3つさえ守れば、カサゴはかなりの確率で釣れます。
難しいテクニックは不要です。むしろ「ゆっくり」「丁寧に」が正解の釣りなので、ルアー初心者にこそ向いています。
カサゴのワーム釣りに必要なタックル選び

まずはタックルから整えましょう。カサゴのワーム釣りは、専用タックルじゃなくてもOK。ライトゲーム全般に使えるものを選ぶのがポイントです。
ロッド(竿):6〜7フィートのライトアクションが使いやすい
根魚ゲームに向いているのは、6〜7フィート(約180〜210cm)のスピニングロッドです。メバリングロッドやアジングロッドを流用してもかまいません。
硬さはライト(L)〜ミディアムライト(ML)が扱いやすい。あまり硬すぎると繊細なアタリが取れないですし、柔らかすぎるとジグヘッドを底に当てた感触がつかみにくくなります。
予算は5,000〜15,000円のエントリーモデルで十分です。ダイワの「月下美人」シリーズやシマノの「ソアレBB」シリーズはコスパが高く、初心者から人気です。
リール:2000〜2500番のスピニングリール
リールは2000〜2500番クラスのスピニングリールを選びましょう。カサゴ釣りで特別なリール性能は必要ないので、ダイワの「レグザ」やシマノの「サハラ」あたりのエントリーモデルで十分対応できます。
ギア比はノーマルギア(HGではないもの)の方が、ゆっくりリトリーブしやすいのでおすすめです。
ライン:PEライン0.3〜0.6号+フロロリーダー
ラインはPEライン0.3〜0.6号にフロロカーボンのリーダー1.5〜2号を1〜1.5m結ぶのが基本です。PEラインは感度が高く、底の感触がよく伝わります。
フロロリーダーは根ズレに強く、カサゴが潜んでいる岩場でのラインブレイクを防いでくれます。PEラインだけだと岩でこすれてすぐ切れてしまうので、リーダーは必ず付けましょう。
モノフィラメント(ナイロン)ライン4〜6lbでも代用できますが、感度という面ではPE+フロロリーダーに軍配が上がります。
ジグヘッド・ワームの選び方と使い分け

ジグヘッドの重さ:場所によって使い分けるのが正解
カサゴのワーム釣りで最も大切な要素のひとつが、ジグヘッドの重さ(ウエイト)です。重さの選び方ひとつで釣果が大きく変わります。
基本的な目安は以下の通りです:
- 水深1〜3m程度の浅い場所(テトラ際・堤防の根本):1〜2g
- 水深3〜8m程度の一般的な堤防・漁港:3〜5g
- 水深8m以上の深場・潮流が速い場所:7〜10g以上
原則は「底が確実に取れる最小限の重さ」を選ぶこと。重すぎると根がかりが増え、軽すぎると底が取れず釣りになりません。まず5gを基準にして、ゆっくり落としても底に着かない場合は重くする、という調整が現実的です。
なお、根魚ゲームを始めるならジグサビキ入門|ルアー初心者でも釣れる万能仕掛けの記事も参考になります。ジグヘッドのさばき方や感覚が似ているので、合わせて読むと理解が深まりますよ。
ワームの種類と大きさ:2〜3インチのシャッドテールが万能
カサゴに有効なワームの種類はいくつかありますが、初心者には2〜3インチのシャッドテール系ワームが一番おすすめです。テールがブルブルと動いて自動的にアピールしてくれるので、アクションが苦手な人でも釣れます。
ほかにも、以下のタイプが実績豊富です:
- グラブ系(カーリーテール):テールがゆらゆら揺れてナチュラルなアピール。スローに誘いたいときに◎
- クロー系(エビ・カニ型):カサゴが好む甲殻類を模したシルエット。底に置いてステイするだけでも食ってくる
- ピンテール系:水流を受けてわずかに動く細身のワーム。プレッシャーが高い場所に有効
具体的な商品名を挙げると、エコギア「バグアンツ」(クロー系)、マリア「バルト」(シャッドテール)、ガルプ!「サンドワーム」(ニオイで誘うタイプ)あたりが根魚ゲームの定番です。
ワームのカラー:迷ったらナチュラル系とチャート系を用意
カラー選びで悩む人は多いですが、まずは2〜3色を揃えれば十分です。
- ナチュラル系(クリア・グリーン・ブラウン):日中・水がクリアなとき
- チャート系(チャートリュース・ピンク):曇り・濁り水・朝夕マズメ
- 暗色系(ブラック・パープル):夜釣り・シルエットを強調したいとき
カサゴは色盲に近い視覚を持つとも言われていますが、光量・水色・活性によってカラーローテーションは有効です。「昼はナチュラル、夜はチャートかブラック」を基本にしておけば間違いありません。
釣れるポイントの見つけ方|カサゴがいる場所を理解する

カサゴは「根魚(ねざかな)」と呼ばれるように、岩や構造物の隙間に潜んでいます。釣れるポイントを見極めることが、釣果を左右する大きな要素です。
狙うべき代表的なポイント
① テトラポッドの際(きわ):カサゴの一番の定番ポイント。テトラとテトラの隙間、底付近に潜んでいることが多い。ピンポイントで落とすだけでアタリが出ることも。
② 堤防の基礎石・壁際:堤防の根本部分には消波ブロックや捨て石があることが多く、その隙間がカサゴの好む住処になっています。壁から50cm以内をトレースするのが有効。
③ 岩礁帯・磯の根回り:岩場の根と根の間の隙間、砂地との境目(かけあがり)がカサゴの好ポイント。根がかりリスクは上がりますが、大型が潜んでいることも多い。
④ 漁港内の明暗の境:夜釣りでは常夜灯が照らす明るいエリアと暗いエリアの境目が狙い目。プランクトンが集まり、それを狙う小魚、さらにそれを狙うカサゴという食物連鎖がそこにあります。
カサゴは基本的に一定の根に居着いている魚なので、1か所で釣れなければすぐに移動してポイントを探し続けることが大切です。「打って移動、打って移動」を繰り返すことでヒット率が上がります。
初心者がやりがちな失敗:ワームを動かしすぎる
初めてカサゴ釣りをする人がよくやる失敗が、ワームを動かしすぎることです。カサゴは待ち伏せ型の捕食者なので、ガンガン動き回るルアーには反応が悪いことも多い。
理想のアクションは「ゆっくり底をズル引き→止める(ステイ)→少し持ち上げてフォール→底を取る」の繰り返し。特に「ステイ(止める時間)」が大事で、ここでカサゴが口を使うことが多いです。
メバリングのようなスイミングアクションが通じることもありますが、まずは「底を丁寧に探る」を意識してください。
カサゴのワーム釣り|実践的なアクションと釣り方の手順
基本の釣り手順:ボトムズル引きを覚えるだけでOK
カサゴのワーム釣りで最初に覚えるべきアクションは、ボトムズル引きです。難しくないので、手順を覚えてしまいましょう。
- キャストする:ポイントの少し先(根の向こう)に投げる。届かなくてもOK、際に落とすだけでも十分
- ラインを張りながらフォール(沈める):テンションをかけながらゆっくり沈める。フォール中にアタリが出ることもある
- 底を取る:ラインの弛みがなくなり、ロッドに重さを感じたら底着底のサイン
- ゆっくりズル引き:リールを数回転ゆっくり巻いて、底をワームが引きずる感覚を出す
- 止める(ステイ):2〜5秒ほど止める。ここがアタリのゴールデンタイム
- アタリが来たらしっかりアワセ:カサゴのアタリはコンコン、ブルブルとした振動。穂先(ロッドティップ)が入ったらしっかり合わせる
アタリがあってもスッポ抜けた場合は、ワームがずれていることが多いので、確認してからキャストし直しましょう。
リフト&フォールで反応が変わることも
ズル引きで反応が薄い時はリフト&フォールを試してみましょう。ロッドを15〜30cm持ち上げてワームを浮かせ、そのままフォールさせる動作です。
着底の瞬間にバイト(食い付き)が集中することが多いので、フォール中は集中してラインとロッドティップを見ておくのがコツです。
夜釣りのカサゴは実は狙いやすい
カサゴは夜間に活発に捕食行動をとります。漁港の常夜灯周りや、テトラの際などを丁寧に攻めると昼間より反応がよくなることも多い。
同じ夜の堤防でメバルも狙いたい場合は、冬の夜釣りでメバルを狙う|プラッギング入門も参考にしてみてください。タックルを流用できる部分が多く、1本の竿で両方のターゲットを狙えますよ。
根がかりを減らすテクニックと安全な釣り方

カサゴが潜む根回りを攻めるうえで、根がかり(ルアーが岩や障害物に引っかかること)は避けられない問題です。ただ、いくつかのコツを守るだけでかなり減らせます。
根がかりを減らす実践的な方法
- ジグヘッドを軽くしすぎない:軽いと横に流れて根に入りやすくなる。適切な重さで縦方向に落とすのがポイント
- ロッドを立てて底を感じながら引く:ロッドを水平に構えるより45〜60度に立てると感度が上がり、底に触れた瞬間に反応できる
- ラインを張りすぎない:テンションをかけすぎると根に刺さった時に抜けにくい。少し弛ませながら引くイメージ
- 根がかったら直接引っ張らない:まず逆方向からテンションをかけると外れることがある。それでもだめなら竿をあおって外す
- フックの数を減らす:ダブルフックよりシングルフックのジグヘッドの方が根がかり率は低い
それでも根がかりはゼロにはなりません。消耗品として1釣行に数個のジグヘッドをなくす前提で考えておく方が気持ちが楽になります。
また、テトラの上から釣る場合は足元に十分注意してください。濡れたテトラは非常に滑りやすく、落水事故につながります。ライフジャケットの着用は必須です。
ヒラメも一緒に狙えるポイントを知っておく
カサゴが釣れる砂地と岩礁が隣接するエリアは、ヒラメが潜んでいることもあります。カサゴ釣りのついでにヒラメも狙いたいなら、堤防からヒラメを釣る方法|泳がせとルアーどっちがいい?も合わせてチェックしておきましょう。同じ堤防で複数の魚種を狙う楽しみが広がります。
よくある質問(FAQ)
Q. カサゴのワーム釣りはどの季節がベストですか?
カサゴは一年中狙える魚ですが、秋〜冬(10〜2月)が最も活性が高くなりやすいです。水温が下がってくると岸近くに寄ってきやすく、堤防や漁港から釣りやすくなります。
春〜夏も釣れますが、水温が上がりすぎると深場に移動するため、早朝・夜釣りが効果的です。オールシーズン狙える魚なので、シーズンを気にしすぎず近場の漁港から気軽にチャレンジしてみてください。
Q. カサゴ釣りで釣れるサイズの目安は?リリースすべきサイズはある?
堤防・漁港で釣れるカサゴの平均的なサイズは10〜20cm程度です。25cm以上になると「良型」と呼ばれ、30cm超えは「尺カサゴ」として釣り人に喜ばれます。
法定のリリースサイズは現在のところ特に定められていませんが、15cm未満の小型はリリースするのがマナーとして広まっています。カサゴは成長が遅い魚(1年で約5cm程度)なので、小型はリリースして資源を守ることが大切です。
Q. ワームのにおい(ガルプ系)は本当に効果がありますか?
バークレイ「ガルプ!」シリーズに代表されるにおいの強い(高集魚成分入りの)ワームは、カサゴ釣りに非常に有効です。カサゴは視覚だけでなく嗅覚でもエサを探す習性があり、においによって遠くからも引き寄せられます。
ただし、普通のプラスチックワームでも釣果に大きな差が出ないシーンも多く、においワームでなければ釣れないわけではありません。「どうしても釣りたい日」や「プレッシャーが高い場所」での切り札として使うのがよいでしょう。においワームは保存用の液に入れておかないと効果が落ちるので、使い終わったら必ずジップロックで密閉保存してください。
まとめ:カサゴのワーム釣りで最初に押さえるべきポイント
カサゴのワーム釣りは、難しいテクニックよりも「正しい場所を正しい方法でゆっくり探る」ことが釣果につながります。最後に要点をまとめます。
- ✅ タックルは6〜7ftのライトロッド+2000番リール+PE0.4号+フロロリーダーが基本
- ✅ ジグヘッドは底が取れる最小限の重さを選ぶ(3〜5gが標準)
- ✅ ワームは2〜3インチのシャッドテール or クロー系がおすすめ
- ✅ カラーは昼はナチュラル系、夜はチャートかブラックを基準に
- ✅ アクションはボトムズル引き+ステイが基本。動かしすぎない
- ✅ テトラ際・堤防壁際・岩礁の根回りがカサゴの定番ポイント
- ✅ 根がかりはゼロにならない。シングルフックのジグヘッドと適切な重さで減らす
- ✅ 小型(15cm未満)はリリースして資源を守る
次にやること:まずは近くの漁港かテトラ帯でジグヘッド5g+シャッドテールワーム2インチからスタートしてみましょう。最初の1匹が釣れた瞬間から、根魚ゲームの面白さにハマるはずです。カサゴ釣りに慣れてきたら、同じタックルで狙えるメバルやアイナメにも挑戦してみてください。釣りの世界がぐんと広がります!
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