季節別・魚種別カレンダー|1月〜12月に釣れる魚一覧

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月別の釣れる魚カレンダーのイメージ

「今日は釣りに行こうと思うけど、今の季節に何が釣れるんだろう?」そんな疑問、釣りを始めたばかりのころは誰でも持ちますよね。竿と仕掛けを用意して釣り場に向かったのに、全然釣れなくて「こんなはずじゃなかった」と帰宅した経験、ありませんか?

魚には「旬(しゅん)」があります。食べるだけでなく、釣るにも旬があって、季節を外すと釣れない魚を狙い続けることになります。でも逆に言えば、季節さえ合わせれば初心者でも驚くほど釣れるタイミングがあるんです。

📋 この記事でわかること

  • 1月〜12月、月別に釣れる魚の一覧
  • 春・夏・秋・冬の季節ごとの釣りの特徴と狙い目
  • 初心者が「今月釣りやすい魚」を選ぶためのコツ
  • 釣れない時期でも楽しむための考え方

🏆 結論:季節を読めば初心者でも釣れる!

魚釣りで最も大切な要素のひとつが「時期(シーズン)」です。どれだけ良い道具を使っても、旬を外せばボウズ(一匹も釣れないこと)の可能性が高くなります。まず「今の季節に釣れる魚は何か」を確認してから釣り場・仕掛けを選ぶのが、釣果アップへの最短ルートです。

この記事では1月から12月まで、月別・季節別に釣れる魚をまとめています。「今月どこで何を狙えばいい?」という疑問をこの1記事で解決してください。

目次

季節で魚が変わる理由|なぜ釣れる魚は月によって違うのか

そもそも、なぜ季節によって釣れる魚が変わるのでしょうか?この理由を理解しておくと、カレンダーを覚えるよりずっと応用が効くようになります。

水温が魚の行動を左右する

魚は変温動物(体温を自分で調節できない生き物)です。水温が上がれば活発に動き、下がれば体の動きが鈍くなります。夏に青物(アジ・サバ・ブリなど)がよく釣れるのは、高水温を好む魚が表層近くを活発に泳ぎ回るから。逆に冬場はほとんどの魚が深場に移動するか、活性(食い気)が大きく落ちます。

ただし、例外もあります。カレイやメバルなど、低水温を得意とする魚は冬〜春先が旬になります。「冬は釣れない」は大きな誤解で、ターゲットを変えれば一年中楽しめるのが釣りの面白さです。

産卵期は魚が浅場に集まる

多くの魚は産卵期に岸近くや浅場に集まります。このタイミングは堤防(ていぼう)からでも良型が狙いやすくなる大チャンスです。たとえばメバルは春先(3〜4月)、アオリイカは春(4〜6月)と秋(9〜11月)が産卵・回遊のシーズンにあたります。

産卵前後は魚体がふっくらしていて食べても美味しい。釣って楽しく、食べて美味しいタイミングが旬というわけです。

ベイト(エサとなる小魚)の動きと連動している

大型の魚は小魚(ベイト)を追いかけています。春〜夏にかけてイワシやアジなどのベイトが沿岸に集まると、それを追ってシーバス(スズキ)やブリ・ヒラマサなどの大型フィッシュイーターも沿岸に現れます。ベイトがどこにいるかを読むことが釣果につながるのです。

こうした魚の生態を踏まえたうえで、次のセクションから月別のカレンダーを見ていきましょう。なお、釣りに関する基本的な用語(活性・ボウズ・ベイトなど)がわからない場合は、釣り用語100選|初心者がつまずく専門用語を全部解説もあわせてチェックしておくと理解が深まります。

水温変化と魚の行動の関係を示すイメージ

春(3月〜5月)に釣れる魚|シーズン開幕!釣果が急増する季節

春(3月〜5月)に釣れる魚|シーズン開幕!釣果が急増する季節

水温が少しずつ上がりはじめる春は、冬に活性が落ちていた魚たちが一斉に動き出すシーズンです。堤防釣りがもっとも楽しくなる時期のひとつで、初心者にも釣果が出やすくなります。

3月に釣れる魚

まだ水温が低い3月前半は冬の延長戦。後半から徐々に春の気配が出てきます。

  • メバル:冬〜春が旬。夜釣りで堤防の常夜灯(じょうやとう)周りを狙うと釣れやすい。ライトタックルで楽しめる人気ターゲット
  • カレイ:砂地の海底を好む。投げ釣りで狙う。身が厚く美味しいため人気が高い
  • アイナメ:岩礁帯(がんしょうたい)周りに潜む根魚(ねざかな)。引きが強く初心者でも達成感がある
  • ヒラメ:砂地の底付近に潜み、小魚を捕食。3〜4月は産卵後で体力を回復中のため浅場に接岸してくる

4月に釣れる魚

水温が安定して上昇し、魚の活性が一気に高まるのが4月です。春の産卵シーズンが本格化します。

  • アオリイカ(春イカ):4〜6月が産卵期。大型の親イカが接岸するため、1キロ超の大物も狙える。エギング(専用のルアー「エギ」を使った釣り)が人気
  • シーバス(スズキ):春はバチ(ゴカイの仲間)が海底から浮かんでくる「バチ抜けパターン」が有名。表層をゆっくり引くと当たりが多い
  • マダイ:4〜5月は「乗っ込みダイ」と呼ばれる産卵期前の荒食いシーズン。船釣りで狙うことが多い
  • チヌ(クロダイ):水温上昇と共に活発になる。フカセ釣りやヘチ釣りで堤防から狙える

エギングでアオリイカを狙うなら、エギおすすめ10選|3.0号・3.5号の定番カラー比較が参考になります。春の大型アオリイカには3.5号が定番です。

5月に釣れる魚

ゴールデンウィークは海が賑わう大型連休。水温もちょうど良く、魚の活性が最高潮に達する月です。

  • アジ:5月から堤防でのサビキ釣り(仕掛けに擬似エサを複数つけた釣り方)で群れが釣れ始める
  • カサゴ(ガシラ):根魚の定番。年中釣れるが春〜夏は特に堤防周りで数が釣れる
  • メジナ(グレ):磯や堤防の際で磯釣りの人気ターゲット。引きが強くゲーム性が高い
  • キス(シロギス):5月後半から砂浜の波打ち際に現れる。投げ釣りの定番ターゲット

春のポイント:産卵期を狙うのが春釣りの基本。魚が浅場に集まるので堤防から大型を狙えるチャンスがある。早朝と夕マズメ(日没前後)の時間帯が特に釣れやすい。

夏(6月〜8月)に釣れる魚|青物・タコ・ウナギ!海が活気づく季節

水温が高くなる夏は、南方系の魚や回遊魚(かいゆうぎょ)が日本近海に大挙して現れるシーズンです。とにかく種類が多く、釣り場はどこも賑わいます。ただし、釣り人が多くなるため人気ポイントの確保が早めに必要です。

6月に釣れる魚

  • アジ・サバ:群れが大型化してくる。サビキ釣りでバンバン釣れる時期
  • タチウオ:夕方〜夜にかけて堤防の常夜灯周りで狙える。引きが独特で人気
  • マダコ:初夏〜夏に活発。エギや専用のタコエギで狙う。食べて美味しく人気急上昇
  • キス(シロギス):6〜8月がベストシーズン。砂浜からの投げ釣りで数釣りができる

7月に釣れる魚

  • イナダ(ワカシ・ハマチ):ブリの若魚(わかうお)。回遊シーズンが始まる。青物特有の強烈な引きが楽しい
  • スズキ(シーバス):夏は夜釣りで大型が釣れやすい。河川の河口付近でも狙える
  • アオリイカ(秋に向けた新子):6〜7月に生まれた新子(ひな)が7〜8月に成長してくる
  • ウナギ:夏の夜釣りで川や河口を狙う。ミミズやドジョウをエサにした夜釣りが定番
  • ヒラマサ・カンパチ:夏〜秋にかけて日本近海に回遊。ショア(陸)からも大型が釣れる

8月に釣れる魚

  • ショゴ(カンパチの幼魚):堤防の表層付近を高速で泳ぎ回る。ルアーへの反応が良く爆釣することも
  • サバ:大型の群れが接岸。サビキ釣りで数十匹単位で釣れることもある
  • メジナ(グレ):引き続き好調。夏の磯釣りの主役
  • アイゴ(バリ):夏特有の魚。背びれに毒棘(どくとげ)があるため要注意

夏の釣りで気をつけたいのが毒を持つ魚との遭遇です。アイゴやゴンズイなど、触ると危険な魚が増える季節でもあります。判断に迷ったときは海釣りの外道・毒魚20種|触ってはいけない魚の見分け方を参考にしてください。

夏のポイント:熱中症対策と紫外線対策が必須。早朝(マズメ時)か夕方以降の夜釣りが効率的。青物(アジ・サバ・イナダ)は群れで動くため、回遊を待つ釣りが基本になる。

夏の堤防で釣りを楽しむシーン

秋(9月〜11月)に釣れる魚|1年で最も釣れる「爆釣の季節」

釣り人の間で「秋は魚が釣れる季節」と言われるのには理由があります。魚が冬に備えて荒食い(がむしゃらにエサを食べること)するため、年間でもっとも食い気が高まる時期です。初心者の方にも秋を一番おすすめしたい理由がここにあります。

9月に釣れる魚

  • アオリイカ(秋イカ):春に産まれた新子が成長して接岸してくる。数釣りができる最高の季節。エギ3.0号がメインになる
  • 青物(ブリ・ハマチ・ソウダガツオなど):秋の回遊最盛期。ショアジギング(陸からメタルジグを投げる釣り)で大型が釣れる
  • タチウオ:引き続き好調。秋はサイズが大きくなりやすい
  • クロダイ(チヌ):水温が落ち着いてくると活性が上がる

10月に釣れる魚

秋の中でも10月は「釣り師の神様が降りてくる月」とも称されるほど、多種多様な魚が釣れる最強の月です。

  • アジ(良型):夏に育ったアジが20〜30cmサイズに成長。アジングで1匹の引きも楽しい
  • サワラ・サゴシ:秋の回遊魚の代表。メタルジグやミノーへの反応が良く、初心者でも釣れる
  • ヒラメ・マゴチ:秋は荒食いシーズン。砂地のポイントでフラットフィッシュが数釣れる
  • ショアジギングの青物全般:10月が最盛期。堤防や磯から大型が頻繁にヒットする
  • タコ(マダコ):10月ごろまで活発。引き続き堤防やテトラ周りで狙える

11月に釣れる魚

  • メジナ(グレ):水温低下と共に本格化。11月〜3月が磯釣りのメインシーズン
  • カレイ:秋から冬にかけて再び釣れ始める。投げ釣りで狙う
  • ハゼ:河口や汽水域(淡水と海水が混ざる場所)での秋の定番。11月まで楽しめる
  • アオリイカ:11月末〜12月初旬ごろまで釣れる地域もある(南方ほど遅くまで楽しめる)

秋のポイント:水温の低下に合わせて魚の群れが移動する。台風後に海が荒れた直後の凪(なぎ)の日は大チャンス。とにかく種類が多いので複数の仕掛けを持参するのがおすすめ。

冬(12月〜2月)に釣れる魚|「釣れない」はウソ!冬こそ狙える魚がいる

「冬は釣りのオフシーズン」と思っていませんか?確かに魚の種類は減りますが、冬にしか狙えない魚や、大型が釣りやすいシーズンもあります。防寒対策をしっかりして竿を出せば、意外な釣果が待っています。

12月に釣れる魚

  • メバル:冬〜春が旬。夜の堤防でメバリング(メバル専用のライトゲーム)が本格化
  • カレイ:12月〜2月が最盛期。砂地の投げ釣りで40cm超の大型が狙える
  • ガシラ(カサゴ):冬でも根魚は元気。胴付き仕掛けやワームで年中釣れる数少ない魚
  • アイナメ:水温が低くても活発な根魚。岩礁帯で良型が狙える

1月に釣れる魚

1月は最も水温が低く、多くの魚が深場に移動します。ただし冬が旬の魚を狙えば釣果は十分に出ます。

  • カレイ:1〜2月が投げ釣りのベストシーズン。良型のマコガレイやイシガレイが狙える
  • メバル:常夜灯周りの夜釣りで安定して釣れる
  • ヒラメ:冬も水深のあるポイントで釣れる。大型が多い季節
  • カサゴ(ガシラ):根魚は水温に強いため冬も安定して釣れる数少ない魚のひとつ
  • ソイ(クロソイ・シロソイ):北日本で冬の人気ターゲット。夜の堤防で良型が出やすい

2月に釣れる魚

  • メバル:2〜3月が産卵シーズン前の荒食い。春本番に向けてサイズが上がる
  • カレイ:引き続き旬。南方の海域では産卵前の荒食いが始まる
  • ワカサギ:湖や河川でのワカサギ釣り。氷上釣りも楽しめる(北海道・長野など)
  • アイナメ:2〜3月が産卵期前の大型シーズン

冬のポイント:「動かす」より「止める」釣りが有効。魚の活性が低いため、ゆっくりとした誘い方が効果的。根魚(カサゴ・アイナメ)狙いなら冬でも安定した釣果が期待できる。防寒対策だけは万全に。

月別・釣れる魚一覧カレンダー【早見まとめ】

ここまでの内容を月別に整理した早見カレンダーです。釣り場に出かける前にチェックしてください。

主なターゲット魚 おすすめ釣り方
1月 カレイ・メバル・カサゴ・ヒラメ・ソイ 投げ釣り・夜のライトゲーム・胴付き
2月 カレイ・メバル・アイナメ・ワカサギ 投げ釣り・メバリング・穴釣り
3月 メバル・カレイ・アイナメ・ヒラメ 夜釣り・投げ釣り・根魚狙い
4月 アオリイカ・シーバス・マダイ・チヌ・アジ エギング・ルアー・フカセ釣り
5月 アジ・カサゴ・メジナ・キス・アオリイカ サビキ・胴付き・投げ釣り・エギング
6月 アジ・サバ・タチウオ・タコ・キス サビキ・タコエギ・投げ釣り
7月 イナダ・スズキ・青物・ウナギ・ヒラマサ ショアジギング・ルアー・夜釣り
8月 サバ・カンパチ若魚・タチウオ・メジナ
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この記事を書いた人

釣り歴15年、九州の堤防と磯がホームの週末アングラー。休日は夜明け前から海にいます。ボウズの日の言い訳は「今日は海と対話してた」。初心者の頃にリールを逆に巻いてラインを鳥の巣にした男なので、つまずくポイントは全部わかります。高級タックルより「安くて釣れる」を探すのが得意技です。

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