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「餌を買ったのにほとんど釣れなかった…」「どの餌を使えばいいのかわからない」という経験、ありませんか?釣り初心者がつまずきやすいポイントのひとつが餌の選び方と使い分けです。実は餌の種類を間違えると、釣り場や仕掛けがバッチリでもまったく釣れないことがあります。
この記事では、釣り具店で必ずと言っていいほど見かける「青イソメ」「オキアミ」「練り餌」の3種類を中心に、それぞれの特徴・使い方・どんな魚に効くかをわかりやすく解説します。読み終わる頃には、次の釣行でどの餌を買えばいいか迷わなくなるはずです。
📖 この記事でわかること
- 青イソメ・オキアミ・練り餌それぞれの特徴と向いている魚種
- 釣り方・シーン別の餌の使い分け方
- 餌の付け方・保管方法の基本
- 初心者がやりがちな餌選びの失敗とその対策
🏆 結論:迷ったら「青イソメ」を選べばまず外れなし!
青イソメは堤防・砂浜・港など幅広い釣り場で使え、キス・カレイ・ハゼ・メバルなど多くの魚種に対応しています。ニオイと動きで魚を引き寄せる力が強く、投げ釣りから探り釣りまで使える万能な餌です。コスト面でも1パック500〜800円程度とお手頃で、初心者が最初に覚えるべき餌として最適です。
ただし、狙う魚種や釣り方によってはオキアミや練り餌のほうが圧倒的に釣れることもあります。詳しくは記事内で解説しています。
釣り餌の基本カテゴリーを整理しよう

釣り餌は大きく「生き餌(活き餌)」「冷凍・保存餌」「人工餌(練り餌・配合餌)」の3つに分けられます。それぞれの特徴をざっくり押さえておくと、釣り具店でも迷わず選べるようになります。
生き餌・虫餌(アオイソメ・ゴカイなど)
釣り場でよく見かける細長いミミズのような虫が「虫餌」です。代表的なのが青イソメ(アオイソメ)とゴカイです。動きと独特のニオイで魚の食欲を刺激します。特に青イソメは万能性が高く、国内の多くの釣り具店で手に入ります。
日本で「イソメ」と呼ばれるものの多くは中国・朝鮮半島から輸入されており、ゴカイより大ぶりで動きが活発です。ゴカイは細くて柔らかいため、小型魚・メバル・ハゼ等の繊細な口にも対応しやすいのが特徴です。
冷凍・生の甲殻類(オキアミ・アミエビなど)
オキアミはナンキョクオキアミという南極周辺で採れる小型甲殻類(エビの仲間)で、釣り餌の定番中の定番です。1匹ずつ単体で針につけて使う「刺し餌用」と、コマセ(寄せ餌)として撒く「コマセ用」があります。
アミエビはオキアミよりさらに小型のプランクトン性甲殻類で、サビキ釣りのコマセとして必須の存在です。「サビキをやるならアミエビ」と覚えておけば迷いません。
人工餌・配合餌(練り餌・ダンゴ餌など)
練り餌はコーンや麦・小麦粉・集魚剤などを配合して作ったもので、形状を自由に変えられるのが特徴です。コイ釣り・ヘラブナ釣りでは練り餌が主力で、堤防のチヌ(クロダイ)狙いのフカセ釣りでも「ダンゴ」として使われます。虫が苦手な人でも扱いやすく、保管も比較的楽という利点があります。
また、最近は常温保存できるチューブタイプの練り餌も増えていて、手軽さを重視する釣り人に人気が出ています。
青イソメ(アオイソメ)の特徴と使い方

青イソメは釣具店でほぼ100%取り扱っており、初心者からベテランまで最も利用者が多い餌のひとつです。体長は10〜20cm程度で、細長い体が特徴。釣り具店では「イソメ」「アオイソメ」と書かれていることが多いです。
青イソメが有効な魚種
青イソメが特に有効な主な魚種は以下のとおりです。
- キス(シロギス):砂浜・サーフからの投げ釣りでは鉄板の餌
- カレイ:特に冬から春の投げ釣りで実績抜群
- ハゼ:河口・港湾での探り釣りに最適
- メバル・カサゴ(ガシラ):堤防の夜釣りや穴釣りで高実績
- アジ・サバ(小型):胴突き仕掛けにもよく使われる
- チヌ(クロダイ):フカセ・ぶっ込みでも対応可
これだけの魚種に対応できる汎用性の高さが、青イソメが「万能餌」と呼ばれる理由です。
青イソメの付け方3パターン
青イソメの付け方は主に3種類あります。どれを選ぶかで釣果が変わることもあるので、覚えておきましょう。
① 通し刺し(最もオーソドックス)
頭付近から針を刺し入れ、体に沿って3〜4cm分通して針先を出す方法です。投げ釣り・ちょい投げに向いています。体が落ちにくく、遠投時のズレを防げます。
② チョン掛け
体の端(頭側または尾側)に針を一箇所だけ刺す方法です。動きが最も大きくなり、誘いの効果が高い反面、餌がすっぽ抜けやすいので近距離の探り釣りに向いています。
③ 房掛け(フサ掛け)
複数のイソメを一本の針にまとめて刺す方法です。ニオイと存在感が増すため、大物狙いや食い渋りのときに有効です。
青イソメの保管と取り扱い方
青イソメは生き物なので、保管方法を誤ると釣行中に弱って使えなくなります。購入時のパックのまま冷蔵庫の野菜室(5〜10℃程度)に入れると、1〜3日は元気な状態を保てます。長期保管には向かないので、購入後は早めに使い切るのが基本です。
取り扱い時の注意点として、イソメは噛みつく習性があります(あごが強くて地味に痛い)。頭の近くを持つときは親指と人差し指で軽くつまむようにすると噛まれにくくなります。虫が苦手な人はピンセット(イソメ専用のものも市販あり)を使うと便利です。
なお、餌の取り扱いと同じくらい大切なのがフィッシュグリップの準備です。ロックフィッシュ(カサゴ・メバル)など毒棘のある魚が釣れたときのために、釣り用フィッシュグリップを1本持っておくと安心です。
オキアミの特徴と使い分け|刺し餌とコマセを使いこなす

オキアミは釣り餌の世界でもっともよく使われている素材のひとつです。特にフカセ釣り・サビキ釣り・ウキ釣りでは欠かせない存在です。スーパーの冷凍食品コーナーで売っているオキアミと同じ種類で(もちろん餌用の加工品ですが)、成分的にはほぼエビです。魚にとって非常においしい素材で、食いの立ちが速いのが特徴です。
刺し餌用オキアミの特徴
刺し餌として使う場合、1匹ずつ針に付けます。針への刺し方は主に以下の2パターンです。
頭掛け(尾羽根外し):尾の節をひとつ外してから頭部の硬い部分(額角)に針を通す方法。餌が外れにくく、ウキ釣り・フカセで多用されます。
腹掛け:お腹側から針を刺して体全体を通す方法。コンパクトにまとまるため遠投時のズレが少ないです。
オキアミを刺し餌として使う際のコツは「できるだけ形をきれいに保つ」ことです。ぐちゃっと刺すと餌の飛ぶニオイが弱まり、見た目も不自然になります。丁寧に刺したほうが食い込みが良くなります。
コマセ(撒き餌)としてのオキアミ・アミエビ
コマセとは、魚を特定の場所に集めるために撒く餌のことです。オキアミをコマセとして使う場合は冷凍ブロック(大:3kg前後、小:1kg前後)を買って、コマセカゴに入れて使います。
一方、サビキ釣りのコマセには「アミエビ」が基本です。常温保存できるチューブタイプ(マルキューのアミ姫など)が人気で、においが少なく女性や子どもでも使いやすいと評判です。液状なのでコマセカゴへの注入もしやすいです。
オキアミが特に有効な魚種はアジ・サバ・イワシ・チヌ・グレ(メジナ)・マダイなど。サビキでアジを狙う場合は「アミエビのコマセ + サビキ仕掛け」の組み合わせが鉄板です。
オキアミの保管と注意点
冷凍オキアミは購入後そのまま冷凍保存できますが、一度解凍したものは再冷凍すると品質が落ちます。釣行日の前日に冷蔵庫に移してゆっくり解凍するのが理想です。残った場合は当日中に使い切るか、思い切って捨てましょう。
また、解凍したオキアミは非常に強いニオイがします。釣行後の洗い場でしっかり手を洗うのはもちろん、帰宅時のバッグや車内への臭い移りにも注意が必要です。ジッパー付きの袋に入れてクーラーボックスに保管するひと手間が大切です。
釣り具のメンテナンスと同様に、使い終わった道具のケアが次回の釣行の快適さを左右します。釣り具全般のお手入れ方法については釣具のメンテナンス方法|リール・ロッドの手入れガイドも参考にしてみてください。
練り餌・配合餌の特徴と上手な使い方
「虫餌はちょっと苦手…」「エビ系の餌も手がベタつくのが嫌」という人にとって、練り餌は強い味方です。また、コイ釣りやヘラブナ釣りでは練り餌が主役となる場面が非常に多いです。
練り餌の種類と特徴
練り餌はメーカーや対象魚によって数十種類以上の製品があります。大きく分けると以下のカテゴリーになります。
コイ・ヘラブナ用の練り餌
小麦粉・コーン・集魚成分などを配合したもので、マルキューの「グルテン」シリーズや「バラケマッハ」などが代表格です。水分量の調整で硬さを変えられ、ゆっくり溶けながら魚を引きつける「バラケ」と、餌持ちを重視した「食わせ」を組み合わせて使うのが一般的な釣り方です。
チヌ・グレ用の練り餌・ダンゴ
糠(ぬか)・オカラ・貝殻粉末などをブレンドしたものです。「ダンゴ釣り」と呼ばれる釣法でチヌを狙うときに使います。海底でダンゴが割れて中のオキアミや練り餌が漂い、チヌを寄せる仕組みです。
チューブタイプ・常温保存タイプ
最近は釣り具店やホームセンターで手に入る常温保存のチューブ練り餌が増えています。ハヤ(オイカワ・カワムツ)・コイ・ウグイなどの川魚全般に使えるものが多く、「スーパー練り餌」「パワーイソメ」など各社から出ています。においが比較的少なく、扱いやすいのが特徴です。
練り餌のこね方・硬さの調整が釣果を左右する
練り餌で失敗する人の多くが「硬さの調整」を間違えています。
- 柔らかすぎる:投入時やキャスト時に外れてしまう。また、底に着く前に溶け切ってしまう
- 硬すぎる:魚が吸い込んだときに針が出ず、アタリが出ても掛からない
基本の目安は「耳たぶ程度の硬さ」です。水を少量ずつ足しながら手でよくこねて、指で押すとゆっくりへこむ感触になったら適切です。夏場は水温が高いためバラケやすく、冬場は逆に硬くなりやすいので、季節によっても調整が必要です。
また、練り餌は「こねすぎ」もNGです。こねすぎると粘りが出すぎて、魚が吸い込んだときに口の外まで針が出にくくなります。「さっくりとまとまる程度」に留めておくのがポイントです。
練り餌が向いているシーン・魚種
- コイ・ヘラブナ:池・川・管理釣り場での定番中の定番。専用グルテン餌が必須
- チヌ(クロダイ):ダンゴ釣り・ウキダンゴ釣りで絶大な効果
- ハヤ(オイカワ・カワムツ):渓流・河川でのちょい釣りに常温タイプが便利
- ウグイ:川魚全般に有効。パン耳や練り餌どちらでもOK
餌の使い分けまとめ|シーン別・魚種別の選び方

ここまでの内容を踏まえ、シーン別・魚種別にどの餌を選べばいいかをまとめます。迷ったときの参考にしてください。
シーン別おすすめの餌
堤防・港での探り釣り・ちょい投げ
→ 青イソメが最も汎用性が高くおすすめ。ハゼ・カサゴ・メバル・アジなど何でも狙えます。
サビキ釣り(アジ・サバ・イワシ狙い)
→ アミエビ(コマセ用)が必須。チューブタイプのアミ姫が人気です。刺し餌は不要で、コマセだけで釣れます。
砂浜・サーフからの投げ釣り(キス・カレイ狙い)
→ 青イソメ一択に近い。通し刺しで遠投し、底付近を丁寧に探ります。
フカセ釣り(チヌ・グレ狙い)
→ 刺し餌はオキアミ、コマセはオキアミ+集魚剤(配合餌)の組み合わせが基本。チヌ狙いなら練り餌のダンゴ釣りも有効です。
池・管理釣り場でのコイ・ヘラブナ釣り
→ 練り餌(グルテン系)が定番。対象魚の好む配合の製品を選びましょう。
夜釣り(メバル・アジ・カサゴ狙い)
→ 青イソメが活躍します。夜釣りのタックル準備には釣り用ヘッドライトのおすすめ記事もあわせて参考にどうぞ。
餌以外のアプローチ:ルアー・ワームとの使い分け
餌釣りに慣れてきたら、ルアーフィッシングに挑戦するのもひとつの選択肢です。特に「虫餌は苦手だけどアクティブに釣りたい」という人にはワームの種類と使い分けガイドもおすすめです。餌に似た柔らかい素材でできており、多くの魚種で実績があります。
【失敗例】「どうせ何でも釣れるだろう」で餌を適当に選んだ結果…
初心者がよくやりがちな失敗として「サビキ釣りにオキアミをそのまま針に付けて使う」パターンがあります。サビキ釣りの仕掛けはコマセを撒いて魚を集め、疑似餌の「サビキ針」で釣るスタイルです。針に餌を付けてしまうと、針が重くなって動きが悪くなりコマセカゴとのバランスが崩れ、かえって釣れなくなってしまいます。
「サビキはコマセを撒いてサビキ針で釣る」という原則を覚えておくだけで、こうした失敗は防げます。仕掛けと餌の組み合わせを正しく理解することが、釣果を安定させる近道です。
※価格は執筆時点の参考価格です。最新価格は各販売サイトでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 青イソメとゴカイ(ジャリメ)の違いは何ですか?
青イソメ(アオイソメ)とゴカイは見た目が似ていますが、種
